2019年12月31日

波乱の1年【開業までの道のり&感謝】

遥葬祭として新たな葬祭事業をはじめ、わずか数か月ではございますが、

開業までの間、そして開業後も皆様からの多大なるご支援とご声援を頂きました事

まずもって感謝を申し上げます。

長文になりますが、ご容赦ください。

今年を思い返せば、以前勤めていた会社経営者からの突然の会社解散を言い渡され、

それに伴い強制的に即日解雇宣告、13年の間、勤めていた会社を突然去らなければならない

事態になりました。

妻のお腹に4人目を宿し、さらに出産間近の事でした。

会社からの事前の予告も、再就職などの猶予もなく、その日に解雇宣告はさすがに

動揺は隠せません。

家族共々、その日に路頭に迷う事になりました。

ですが、すぐに私に対し、手を差し延べていただいた地域の皆様がおりました。


「就職しないで、ここに残って葬儀屋を続けてほしい」 

「金野さんに葬儀をお願いしたい」

「私が亡くなった時は葬儀屋でなくなっても金野さんに是非ともお願いしたい」


など、連日のお問い合わせを頂きました。

その中には、地域住民で出資を募る動きもありました。

私がこれまでやってきた事は決して無駄ではありませんでした。

これほどまでに地域の皆様に信用信頼をお寄せ頂いていた事に、

大変恥ずかしい話ですがその時まで気づきませんでした。

話はそれだけではありません。

寺院各位をはじめ、以前勤めていた会社からの取引先業者様からの相談、

同業であります各葬儀社様からの備品、車などのご支援を頂戴し、

葬儀屋として新たな一歩を踏み出せる準備ができました。

人は一人では生きてはいけない、誰かの支えがあって今の自分がいる。

「人徳」と仰る方もいますが、若輩者の私には未だに備わっていたとは

考えてもおりません。

ただ単に、困っている人に手を差し延べる事を当然の思いで今までしてきました。

同業の各葬儀社でも同じで、困っていたら何か力になれる事はないか

それを第一に考えています。

もちろん業務外ですが、私なりのそういう姿勢が評価されていたのだと

勝手ですが感じております。

評価と言えば、前の会社で一緒に勤めていた諸先輩方6名は私の葬儀屋としての

姿勢を近くで見ている事で誰よりも私を理解しています。

声掛けをした時、諸先輩方全員がそれを快諾、年下にも関わらず、

経営者として私を認めてもらい、今は前の会社と変わらず、お手伝いをしてもらってます。

私の声掛けに誰一人として拒む事なく、全員が私を支えてくれてます。

だからこそ経営者になってこれからも忘れてはならないのは、自分本意で簡単に会社や

従業員を切り捨てるような事は決してあってはならない事です。

もう二度と自分と同じような思いを誰かにさせたくない、その思いは強いです。

前記したように、私たち家族は路頭に迷いましたが、地域から何の予告もないまま

葬儀社が消滅したことは地域住民の皆さんも戸惑い、私と同じく路頭に

迷った事と類似しております。

身内で不幸があった時、どこに頼めばいいのかと困惑していたとたくさん

聞いております。

もちろん、私の所にも正確に数えておりませんが、当時20件〜25件くらいの

問い合わせがあった事は事実です。

長年、地域に根付いた企業が地域の皆様に示しも付けないままこういう終焉を

迎えた事に対しては私個人の思いを言うと、憤りしかありません。

企業の命運は経営者の思い一つでどうにでもなりますが、地域に根付いている老舗であれば

また違ってくるところだと思っています。

自分たち一代だけで盛り立ててきた会社ではなく、どの老舗にも先代がいらっしゃり、

会社の行き末を誰よりも案じ、時には辛酸を舐め、大変な思いと努力と信念が

今に至る地盤を形成したことに他なりません。

先代たちがいるからこそ、今の自分たちがいる事を決して忘れてはいけません。

「恩に報いる事」が以前に勤めていた先々代(妻の曽祖父)と先代(妻の祖父)の

企業理念・遺志であり、その遺志は会社が無くなり、形を変えようとも

私と妻(先代の孫)にしっかりと受け継がれてます。

先代たちと同じように志を高く持ち、驕る事なく、全力で皆さんに尽くしていきたいと思ってます。

私たち遥葬祭の企業理念にこの遺志を採用し、忘れてはならない根幹だと位置づけております。

決して私利私欲に為に会社を利用する事は決してない事を皆さんにお約束します。


私情が挟まり脱線したところもありますが、

開業後、わずか数ヶ月の間に予想をはるかに上回る葬儀件数を施行させて頂きました。

波乱の1年でしたが、家族に支えられ、地域に支えられ、関係各位に支えられ、

今年最後の今日と言う日を迎えました。

来年は今年以上に努力と研鑽を惜しまず、皆さんに必要とされる葬儀屋になりたいと

思っております。

亡くなった方のお手伝いでしか、社会に貢献できない小さい葬儀屋ではありますが、

故人様の尊厳をお守りし、ご遺族様に優しく寄り添える一番の葬儀屋をこれから目指してます。

遥遠くまで想いが届きますように…遥葬祭をこれからもよろしくお願い致します。

最後になりましたが、辛いと思っていた1年が、それを上回る人の繋がり、

温かさを感じた1年でもありました。

今は感謝しかありません。今までの事に感謝、これからの未来にも感謝です。

来る年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


それでは よいお年を!


posted by 1級葬祭ディレクター金野 at 17:31| 岩手 ☔| Comment(1) | ( ゚д゚)ポカーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月07日

テレビにさりげなく…


11月2日にBSで全国放送されたダイドードリンコスペシャル日本の祭りに地元「天下の奇祭・大原水かけ祭り」が取り上げられました。

全国放送に先立ち、今年の3月3日に岩手県限定で放送されましたが、今回は同じ内容の全国放送でした。

番組では各都道府県より、選りすぐりの祭りを取り上げ、平成最後の年、岩手県から見事にこの祭りが選抜されました。

数年前にこの番組で室根町のお祭りを取り上げていたのは認知しておりました。

番組内では私の父上が祭りの起源など解説で出てましたし、祭りの衣装作成では母と叔母、仕切り人として従兄の二人が

映し出されていました。

私と言ったら裸男を神社に先導する姿の数秒と、33年前の映像が流れていてそこに加勢踊りの衣装に身を纏った姿が

少し映っておりました。たぶん4歳くらいだと思います。

私だけほんの少し?

むせび泣いていいですか?(´・ω・`)

さぁ、令和最初の祭りまで3か月です!

ちなみに保存会会長の鈴木功先生に代わり父上が今年度より保存会会長を仰せつかりました。

今年も集え!極寒の令和大原へ!!

番組の詳細はコチラから⇒ダイドードリンコ「日本の祭り2019」岩手県
posted by 1級葬祭ディレクター金野 at 17:04| 岩手 ☁| Comment(0) | ☆★☆イベント告知☆★☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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